近日、上海市高級人民法院(以下、「上海高裁」)と上海市司法局は『上海市高級人民法院 企業破産事件管財人名簿(2025年版)』を共同で発表し、上海市華誠律師事務所は再び「一級管財人」として選出されました。

華誠律師事務所は、2007年に上海高裁が第1期破産管財人名簿を作成して以来、継続して一級管財人に選出されており、破産業務において20年近くにわたる経験を有しています。今回、再び高い評判を得て選出されたことは、当事務所の破産業務チームの専門能力に対する司法機関からの深い信頼と継続的な評価を示すものです。
同時に、当事務所の管理委員会副主席でありシニアパートナーである朱小蘇弁護士も、上海における第1期自然人破産管財人の一人として、再び「自然人管財人名簿」に選出されました。
多層的な人材チームの構造を強化し、
専門家型業務チームを構築
日増しに複雑化・規模化・グループ化しつつある破産業務のトレンドに対応するため、華誠は破産業務チームの戦略的構築の強化を続けています。朱小蘇弁護士が率いるコアチームに加え、破産法、会社法・商事法、金融など多分野の経験を兼ね備えたエリート弁護士を継続的に採用・育成し、チームの人材構造と専門性の深化を図っています。
直近では、王靖弁護士、趙明亮弁護士とそのチーム、李保春弁護士など、破産清算や企業買収(M&A)等の分野に注力するパートナーおよびシニア弁護士が加わり、華誠の破産および不良資産処分分野における実力がさらに増強されました。現在、華誠は充実した人員配置と明確な専門分担を備え、地域や分野を跨ぐ複雑な案件を処理できる専門チームを擁しており、破産更生、清算、和解、および関連訴訟を網羅する全プロセス・高品質な法律サービスをクライアントに提供できる体制を整えております。
多角的な専門力が生む卓越した実績、
典型事例が示す責任感と実行力
華誠破産業務チームは、法的知恵と社会的責任を兼ね備えた専門的なソリューションの提供に一貫して取り組んでいます。近年成功裏に処理した多数の重大かつ複雑な案件は、司法システムの典型事例に選出され、業界の模範となっています。
・上海某濤置業有限公司 破産清算事件(2024年度「全国破産模範事例」ノミネート賞、上海法院 法治化営商環境建設 典型判例・事例(2025年)、上海破産法廷 2024年度 典型事例に選出)
・核心的課題: 大型不動産プロジェクトにおける「保交楼(物件引き渡しの保証)」、河川環境整備、および巨額債務の解消。
・華誠の対応策と成果: 管財人として、チームは「府院連動(政府・裁判所連携)」メカニズムを活用し、70世帯以上の購入者に対して不動産所有権証書の名義変更を完了させ、民生の権利利益を確実に保障しました。また、投資家を革新的なスキームで誘致して残存資産を活性化し、優先債権者との調整を通じて一部権利利益を譲渡させることで、小口一般債権者への弁済率が18%を超える水準を実現しました。同時に、環境整備費用を法に基づき共益債務として処理し、河川の浚渫工事等を完了させ、環境保護を意識した「グリーン破産」の理念を実践しました。
・上海銘源数康生物チップ有限公司 破産更生事件(上海破産法廷 2023年度 中小零細企業破産保護典型事例に選出)
・核心的課題:「専精特新(専門化・精密化・独自化・新規性)」企業として認定された特許技術を持つバイオ医薬企業の救済、および約100名の従業員に対する賃金未払いという民生問題の緊急解決。
・華誠の対応策と成果: 裁判所の指導の下、担当チームは迅速に案件を清算から更生へと移行させ、革新的な「従業員債権の早期弁済案」を策定しました。会社の賃料収入を活用して従業員の給与や社会保険料などの支払いといった差し迫った問題を優先的に解決し、社会の安定を維持しました。最終的には、事業譲渡方式による再建を通じて、企業の核心的特許と事業運営価値の維持に成功し、資源配置の最適化を実現しました。
・上海敦富坊実業有限公司 更生事件(上海破産法廷 2023年度 中小零細企業破産保護 典型事例に選出)
・核心的課題:歴史的経緯による資料の欠落に起因する建設中プロジェクトの物件所有権証書の取得不能問題、およびテナント退去問題への対応。
・華誠の対応策と成果: 管財人チームは、資料不備を補うための画期的な「容欠(不足書類の特例処理)」メカニズムを採用し、安全鑑定の委託や各関係機関との調整を経て、最終的に不動産所有権証書の取得に成功し、更生計画実行の基盤を築きました。また、強制力を有する訴訟ではなく粘り強い協議を通じてテナントとの退去補償案をまとめ上げ、集団的トラブルの解消を効率的に成し遂げました。
市場と業界からの権威ある評価、
全方位的な主導的地位の確立
破産業務分野における華誠の主導的地位は、案件処理の実績だけでなく、国内外の法律業界で権威ある格付け機関や業界団体からの継続的な注目と推奨にも表れています。華誠の破産業務チームおよびそのリーダーを務める弁護士はこれまで、Chambers and Partners(チェンバース)、China Business Law Journal(商法)、LEGALBAND等の法律業界で名高いメディアや格付け機関のランキングに数年連続入選し、トップランクを獲得しています。これらの栄誉は、華誠の破産・事業再生分野における専門性の深さ、顧客からの評判、および市場影響力に対する総合的なプラス評価です。
初心を貫き、未来を展望
一級管財人名簿への再選出は、栄誉であると同時に重い責任でもあります。華誠はこれからも「誠実・ビジョン・勤勉・進取」の核心的文化を堅持し、専門チームの構築を強化し続け、破産および不良資産処分分野を深耕してまいります。今後、私たちは管財人としての専門的機能を十分に発揮し、ビジネス環境の最適化に積極的に関与し、経営難に陥った企業の救済と市場からの円滑な退出を支援することで、上海経済の質の高い発展と社会の安定に対し、確固たる専門的貢献を果たしてまいります。
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